漫画キングダムは現在72巻が最新作の超大作であり、人気が高い漫画です。
まだ読んだことのない方に第1巻のあらすじと登場人物解説および読んだ感想をまとめてみました。
壮大なスケールの物語りの一丁目一番地に脚を踏み入れてみませんか?
漫画キングダムの著者は原泰久氏、掲載雑誌は週刊ヤングジャンプ、発行元は集英社。
キングダムって人気だけどいったいどんな漫画なんだろう?
漫画キングダム人気の秘密は?登場人物解説&感想!と題してお伝えしていきます。
漫画キングダム第1巻人気の秘密は?読んだ感想も!
漫画キングダムの第1巻のあらすじと実際に初めてキングダムを読んだ感想をご説明していきます。
漫画キングダム人気の序章である第1巻!
時は紀元前。
いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年もの間、争いが続いていた時代。
苛烈な戦乱の世に生きる少年、信は、自らの腕で天下に名を成す大将軍を目指す。
そんな戦乱の世で親も兄弟も亡くなり、孤児として信と漂は中華西方の国「秦」で里典のもとで奉公し、合間に仕合を1253戦して武術と身体を鍛えていた。
ある日、秦国の大臣である昌文君と運命的な出会いをする。
親友の漂だけが昌文君に身請けされることになり、王宮で仕官として重要な職に就くこととなる。
その頃、秦国は王室の内紛により争いが勃発していた。
そんな噂を耳にした信のもとへ傷ついた漂が戻ってきた。
漂は重要な任務を大親友の信に託し、帰らぬ人となった。
二人で中華全土に響きわたる天下最強の大将軍になる夢も託された信は漂が託した地図!
その地図の先にあるものは…?
そこにいたのは漂?
いや違う!
政だ!秦国の王、のちの始皇帝である。
そう、漂は秦国王の政の影武者となり王宮で任務を果たしていたのであった。
数々の追っ手に追われ信と政は大軍に囲まれ絶体絶命のところに金目当ての山民族の末裔である河了貂に抜け道を案内され窮地を逃れる。
秦国王の政より漂の覚悟を聞き、信は政より「お前らのバカげた夢にどちらが近いかは言うに及ばんな」といわれ信は自分の進む道を決め大将軍への”路”を歩き出す。
漫画キングダム第1巻を読んだ感想!
漫画やアニメ、映画などで”キングダム”という作品名は知っていましたが、一体どんな物語りなんだろうと気になっていました。
はるか昔、紀元前の中国の戦国時代、中華統一を目指した若き秦国の王である政にまつわる物語りであり、後の始皇帝と知り歴史に興味のある方には特にオススメです。
主人公は秦国の若き王である政ではなく、孤児から中華全土に響きわたる大将軍を目指す信という少年というのも夢があり、物語りに引き込まれていきました。
”キングダム”気になっている方、これから読もうとしている方にこの壮大で夢のある物語りを読むきっかけとなれたら幸いです。
漫画キングダム第1巻登場人物解説&感想
漫画キングダム第1巻の登場人物を解説し、そのキャラクターの魅力など感想をお伝えしていきます。
信
キングダムの主人公である信。
孤児である信は親友である漂とともに里典のもとで奉公しながら武術を磨き漂と真剣勝負の仕合を1253戦おこない332勝334敗587引き分け。
夢は漂とともに中華全土に響きわたる天下最強の大将軍になる。
信の感想
信は漂と切磋琢磨し武術に磨きをかけるが、漂とは互角であるが、強い相手と戦えば戦うほど更に強くなっていく。
親友想いで亡き友を天下に連れていく約束を果たすため突き進む姿が魅力。
漂に託された地図で秦国王の政に出会い、漂にそっくりな政の影武者として漂が連れていかれたことが解かる。
秦国の国王に対してもひざまずくわけでもなく、俺と漂の”路”のために王を利用するだけだと政に直接言い放つ姿は信の魅力のひとつだと感じる。
漂
信とともに武術を磨いている所に、たまたま通りかかった王宮の大臣である昌文君に王宮に連れていかれ仕官として仕えることになる。
秦国の内情を知らされ王の身代わり、いわゆる秦国王の影武者としての任務を笑顔で引き受ける。
友とふたり、身の程をわきまえぬ大望があります。
もとより全てを懸ける覚悟です。
このように秦国王につたえ危険を承知で引き受けた。
最後の力をふりしぼり、信に地図を託し帰らぬ人となる。
漂の感想
親友想いで優しい漂。
夢半ばであるが、その意志は信に託し任務を全うする姿は涙が止まらない。
政
若干13歳で秦国の国王となる。
のちの始皇帝である。
王位を王弟と争うこととなり、漂および信と出会うことになる。
政の感想
秦国王として窮地にたつが、冷静沈着でありながら熱い心を持った薄弱の王が信と出会い漂の想いを信に伝え、心を動かす場面は圧巻。
昌文君
秦国の文官。
かっては武術に長けた凄腕。
秦国王である政の教育係から側近へ!
昌文君の感想
正義感あふれる頼れる男。
冷静沈着だが人をみる眼と参謀としての戦略は天下一品。
物語りのなかでいぶし銀的存在。
河了貂
山民族の末裔で、信と政が窮地にたったときに地下の抜け道を国王の金目当てで案内することで出会うがその先も同行することとなる。
河了貂の感想
不思議なこどもで、女であることを隠して信と政に出会うが、共に行動するうちに気持ちに変化があらわれる。
成蟜
政の義母兄弟で王弟である。
母が王族の娘である自分こそが純血であり、王に相応しいと考え、反乱を起こす。
成蟜
王になる野望は戦国時代ならではの背景が感じられる。
どんなに強力な刺客を有していても信の秘めた力には及ばず、反乱は失敗に終わるが、王兄である政に命をとられなかったそこが今後の王弟として…。
竭氏
王弟の成蟜と組み、政を王の座から落す反乱を企てる。
政のもとへ刺客を幾度となく送り込むが、信にその野望を打ち砕かれ命を落とす。
呂氏
秦国の政界において最大派閥の長。
王騎
秦の怪鳥と言われ六大将軍のひとり。
昭王の時代に彼に心酔し、昭王の中華統一の夢を追い数多の戦場で猛威を振ってその名を轟かせた天下の大将軍。
ムタ
南越ベッサ族の戦士で、吹屋の達人であり、政の命を狙うが、強者と戦うたびに進化し続ける信に敗れる。
漫画キングダム第1巻人気の秘密は?登場人物解説&感想! まとめ
現在も連載され、第69巻まで発行されている壮大なスケールの超人気漫画の第1巻のあらすじと登場人物の紹介をしました。
人気のある漫画で題名は知っていても、私自身は実際に読んだことがなく、その魅力を知りませんでした。
この記事は、まだ”キングダム”を読んだことのない方へまづは第1巻を読んでみてもらいたいと思い書きました。
今後どのような展開になっていくのか、主人公である信は大将軍にいつなるのか。
どのようにして自分の腕で”漂”との夢である”大将軍”に昇りあがっていくのか。
この記事を見ていただき、本編の第1巻、第2巻、第3巻そして最新刊である第69巻まで読みたくなる方が多くなっていただけたら幸いです。
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