エギングVSヤエン釣れるのは?アオリイカ釣りの魅力発見!と題して、アオリイカを釣るエギングとヤエン釣りの魅力についてお話します。
アオリイカってご存じですか❓
アオリイカはイカの王様と言われています。
イカといえばヤリイカ、スルメイカ、剣先イカが頭に浮かぶのではないでしょうか。
アオリイカは絶対数が少ないので市場に流通されることが少ないので、一般的にはあまり知られていないです。
アオリイカはいつ頃が釣れるの❓
アオリイカは3月~6月に産卵期を迎え大型サイズが狙えます。
夏に孵化して秋には子イカが程よく成長して、数釣りが楽しめます。
エギングとヤエンどっちが釣れるの?はみなさんはどちらだと思いますか?
春は産卵シーズンなのでメスは資源確保の観点からリリースをしてください!
アオリイカ釣りはエギングとヤエン釣りどっちが釣れるの?
エギングは夏の終わりから秋の子イカの時期は数釣りが楽しめます。
アオリイカの保護のために胴長15㎝以下の子イカはリリースしましょうね❣
晩秋から春にかけての中型から大型のアオリイカのアタリは圧倒的にヤエン釣りの方が多いです。
産卵期のメスは卵を持っているのでリリースしてくださいね❣
エギングはアタリが有ってかかればほぼバラすことなく釣り上げられます。
結論を言えば、これは私の経験での話ですが、初秋の子イカの時期を除けば圧倒的にヤエン釣りの方がアオリイカは釣れます。
アオリイカ釣りの魅力発見!
アオリイカは釣って楽しく、食べて美味しいのでその魅力をご紹介していきます。
一般的な釣り方は
- エキング
- ヤエン釣り
- 浮き釣り
が主流となり、ここではエギングとヤエン釣りにスポットをあててご紹介していきます。
アオリイカ釣り:エギング
何といっても手軽に始められるのが魅力です。
アオリイカ釣り:エギングの道具
準備するものは
- 竿(エギングロッド 2.4m~3m)
- スピニングリール(2500番~3000番)
- ライン(PE0.6号~0.8号:200m~150m)
- エギ(春:3~3.5号、夏:3.5~4号、秋2.5~3号)
- リーダー(2号~2.5号)
- エギスナップ
- 網またはイカギャフ
があれば手軽に始められます。
ロッド(竿)はエギングでは「しゃくり」と言ってエギをキャスティングしてエギを海底まで沈めたあとにエギを生きている様に動かすため「しゃくり」を連発します。
ですから出来れば専用のロッドを使った方が使い勝手が良いですね。
リールはスピニングリールの2500番か3000番であればロッドとのバランスは良いと思います。
キャスティング(投げる)としゃくるを繰り返すので軽量の物を選んだ方が疲れが緩和されます。
必ずしもエギング専用のリールを選ぶ必要はないですが、スプールと言ってリールのライン(糸)を巻く所が深い浅いがあるのでお店で買う時に店員さんにエギングを始めたいと言えば価格はピンキリでオススメしてくれます。
ライン(糸)はPEの一択で良いと思います。
エギは種類や色など各メーカーから価格もピンキリでありますので、ピンク、オレンジ、ブルー、グリーン、パープルの5本位あれば良いと思います。
各メーカーから様々な工夫を凝らした形や色、下地の色、素材があり気づけば数十本持つようになります。
今は100均でも売ってますし馴れたら色々揃えたくなると思いますが、エギは根掛かりでロストする事も多いので消耗品。
アオリイカ釣り:エギングの実践
道具が揃ったらいざ海へ!
最初はとにかく何回もキャスティングしてしゃくるの繰り返しで釣れなければエギを替えてみたり、釣る場所を変えたりしてみましょう。
アオリイカは回遊している個体と居付きの個体に大別されるのでランガンでアグレッシブに攻めると釣果アップ❣
どの釣りにも共通しますが、潮汐(満潮⇔干潮)や朝晩のまづめ(日の出と日没の前後1~2時間)や満月、新月、大潮などは狙い目です。
産卵期などは禁止されている時期や場所も有りますので、釣具店などで確認をしてみてください。
さあ、あなたもエギンガーデビューしてみましょう。
アオリイカヤエン釣り
次にヤエン釣りを紹介します。
ヤエン釣りとはロッド(竿)とリールを用意してライン(糸)に針をつけてそこに活きアジをつけて軽く投げてアジを泳がせます。
アオリイカがかかるとリールのドラグが「ジージージー」と出だしたら概ね5分ほど様子をみながら待ちます。
アオリイカはアジの頭の後ろを最初に喰らいつき、アジの頭を落として縦抱きにしてアジを食べていきます。
アタリがあったらアオリイカはグイーグイーと引きますので慌てて直ぐに合わせるのではなく3秒位待って合わせます。
ヤエンは流動しているのでアオリイカが引くとアオリイカから離れます。その時にかかる時もありますが、だいたい3秒位と推定して私は合わせています。
魚釣りの針と違い、ヤエンには返しがないのでテンションは緩めず寄せてきて網かギャフで捕獲しますがこの時にバラシてしまうことが有るので慎重に取り込みましょう。
アオリイカヤエン釣りの道具
準備するものは
- 竿(4.5m~5m位のヤエン専用竿か1.5号位の磯竿)
- リール(ヤエン専用のリールかスピニングリール)
- ライン(ヤエン専用)
- ヤエン
- アジをつける針
- 活きアジを生かしておくバケツかクーラーボックス
- アジを生かしておく酸素供給器具(ブクブク)
- 網かイカギャフ
- 竿置きまたはピトン
エギングに比べ、用意するものは多くなります。
竿はヤエン専用の竿もありますし磯竿でも大丈夫です。
竿はあまり短い竿だと角度がつきにくいので5m前後の竿が使いやすいです。
リールはヤエン専用のリールが前と後ろにドラグがあるので最初は使いやすいです。
ヤエンは自分にあったものを探すのも楽しみですよ。
ラインは好みでフロロでもPEでも良いですが、ヤエン用だと10mごと色が変わっていてあとどれくらいでヤエンを投入したら良いのか判るので便利です。
アオリイカヤエン釣りの実践
道具が揃ったら早速釣りに出かけてみよう。
先ずは餌となるアジの調達。
アジを自分で釣って調達しても良いですが、型が丁度その時期のアオリイカに合うとも限らないので活きアジを用意している釣具屋さんを探しておきましょう。
アジのしっぽの近くに針を付けて軽く投げてアジを泳がせます。
この時にラインを張ってアジをコントロールして沖に泳がせ後は竿置きにおいてアタリを待ちます。
ラインを張っていると竿先がピクピク常に動いています。
アジが元気に泳ぐとドラグがでますが、竿先がピクピク動いていればアジが泳いでいる証拠です。
ドラグ音が「ジージージーーーー」となってラインが張って竿先がピクピク動いてなければアタリです。
アタリがあっても焦らずじっくりアオリイカにアジを食べさせるのがポイント❣
5分ほど様子をみてラインが張っていればアオリイカの可能性大です。
ラインがダラーとなっていると手前にアオリイカが寄ってきたか、海のギャングといわれるウツボの可能性があります。
概ね5分経過したら竿を手に持って少し寄せるとグイーグイーと引けばアオリイカです。
ウツボの場合はグッグッとブルブルするような感じでウツボの鋭い歯でラインを切られます。
アオリイカはアジの頭を落として縦抱きになると食べることに夢中になるのでその間にゆっくり寄せてきます。
ヤエンが到達すると大体、グイーグイーと2回強い引きがあります。
ヤエン釣りの醍醐味はアタリのドラグ音から取り込むまでのドキドキ感が最高❣
そこで慌てず、3秒位待って合わせて重みを感じればアオリイカにヤエンがヒットした証拠です。
重みを感じなければアオリイカは違和感を感じてアジを離して逃げたいわゆるバラシたことになります。
ヤエン釣りの醍醐味はドラグ音が鳴り響き寄せてきてヤエンを投入してヤエンにかかるまでのドキドキ感がたまらなく気持ち良いです。
エギングVSヤエン釣れるのは?アオリイカ釣りの魅力発見!まとめ
エギング、ヤエン釣り、どちらも楽しい釣りなのでこの記事を見てやってみようかなって思っていただけたら幸いです。
秋は断然!エギングをデビューするには最適の季節です。
秋は小型ですが数釣りを楽しめるのでオススメです。
私見ではありますが良型はヤエン釣りの方が私は釣れています!
綺麗な海を大切にして、海で働く漁業関係者の方々に感謝しながら楽しく釣りをしていきましょう。
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